Casal、GENTLEMANのファブリックコレクションを4つの柄と60色で発表
フランスのテキスタイルエディター Casal が、糸染めのウール製ヘリンボーン系ファブリックからなる GENTLEMAN コレクションを紹介した。4つの柄があり、幅140cm、1メートルあたり550グラム、50,000 Martindale、EN 1021 と BS 5852 の難燃性情報を備え、張地とカーテン用途として掲載されている。
フランス・アルザス地方のタン(Thann)を拠点とするテキスタイルエディター Casal は、10月22日に自社の Instagram アカウントで GENTLEMAN コレクションを紹介した。同社は10月24日に公開した動画の説明文でも、図書室の椅子と冬のサロン用クッションを使ってこのコレクションを説明した。Casal は、このコレクションを紳士服で知られる生地から派生させた糸染めウール製のファブリックと位置づけ、張地用に設計されていると述べている。
4つの柄、60色
同社サイトのコレクションページによると、GENTLEMAN は4つの製品で構成される。CAMBRIDGE はグレンチェック(Glen Check)柄、HARROW はヘリンボーン織り、ETON は多色の鳥の足柄、RUGBY は2トーンの構造を備える。各製品ページの色の一覧によると、HARROW は25色、CAMBRIDGE は14色、RUGBY は14色、ETON は7色で提供され、4製品の合計は60色になる。色名には Céladon、Truffe、Loden、Tabac、Naturel などがある。コレクションページでは、これらの柄が英国のテキスタイルの伝統に基づき、カントリーハウスの簡素な上品さを想起させるものだと説明されている。
技術値
4製品の技術値は同社サイトで共通して示されている。生地幅は140cm、重量は1メートルあたり550グラム、組成はウール75%、ポリアミド22%、その他の繊維3%である。耐摩耗性は50,000 Martindale と記載されている。製品は難燃性のカテゴリーに掲載されており、サイトには EN 1021 の第1部および第2部、ならびに BS 5852 のソース0および1の試験情報が示されている。用途としては張地とカーテンの両方が指定されている。
柄のリピートは製品ごとに異なる。CAMBRIDGE は横・縦ともに11cm。ETON は横4.2cm、縦4.6cm。HARROW は横0.5cm、縦0.3cm。RUGBY は両方向とも0.5cm である。リピートの寸法は、カーテン職人や張り職人が裁断計画で柄合わせのために算出する値である。
会社とコレクションブック
Casal は、アルザスに根ざし6世代にわたって繊維を製造してきた一族を基盤とするファブリックメーカーである。同社の沿革ページでは、1970年代のタペストリーとジェノバ・ベルベットに始まる歩みが紹介され、1995年の100%コットンのキャンバス、2008年のシルク生地、2010年のストライプ柄とチュール、2012年の海外ブランドの販売代理店業務とテキスタイル壁装材、2019年のジャカードベルベットと Les Classiques 322 シリーズが挙げられている。サイトでは Casal のほかに Chanée と Vano のブランドも掲載されている。タンの本社ショールームに加え、パリとベルギーのワーヴルにもショールームがある。テクニカルファブリックのグループには Aquaclean、難燃性、屋外用シリーズが含まれる。
GENTLEMAN のコレクションページには、印刷版のコレクションブックとオンライン版への リンクが掲載されている。同社サイトは、プロ向けにA5サイズのサンプル注文と在庫照会を提供している。製品ページの注記によれば、ロットによって色に差が出ることがあるため、色の厳密な一致が求められる案件では、在庫からのカットサンプルの請求が推奨されている。
カーテン職人と張り職人向け
GENTLEMAN は、同じ技術値をもつ4つの柄により、椅子、クッション、カーテンで同じウール系のファブリックを使用できることを示している。幅140cm、1メートルあたり550グラムという数値は、本製品が重めの張地用ファブリックとして位置づけられていることを示している。50,000 Martindale の値と EN 1021 および BS 5852 の試験情報は、技術仕様書を作成する購入者が製品を比較する際に利用できるデータである。






